2018年3月11日日曜日

河上肇博士の歌と万葉かな

『貧乏物語』の著者河上肇博士の歌

*たどりつき振り返り見れば、山河は越えては越えてきつつものかな

河上博士が1932年(昭和7)日本共産党に入党したときに、その感懐を歌ったモノである。
私が知る歌は、歌集などではなく、京都の法然寺に墓所がある河上博士の墓石に、この歌は、
*多度利津伎布理加弊理美礼者山川遠古依天波越而来都流毛野哉
と、万葉かなで記載されている。
この万葉かなをめぐるメモを書きたいと思う。



0 件のコメント:

コメントを投稿