2019年4月21日日曜日

「内賜記」と「宣賜印」

「内賜記」と「宣賜印」とは同じであるが、「宣■(貝+兄)端輔」、「同文之寶」とも用いる。
世宗22年8月己卯(10日)に、その印記の理由を記す。つまり、鋳字所は印刷のみにて製本しないで下賜したので、世宗は受賜者に対して、3ヶ月以内に製本をしたのち、再度の提出を求めた。その確認印が「内賜記」。

なお、「奎章之寶」という印記もあるが、これは正祖代以降に芸文館で印した。

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