2017年4月26日水曜日

江戸時代の「東日本と西日本」

賀川隆行氏の高著『崩れゆく鎖国』には、
「江戸を中心とする東日本は金貨が流通する経済圏で有り、大阪を中心とする西日本は銀貨が流通する経済圏であった。」金貨の単位には、両・歩・朱があり、1両が4歩、1歩が4朱である。銀貨は単位が匁でそれ以下が分・厘・毛であるが、秤量貨幣であったため、秤に量って何匁といって通用された。金貨と銀貨の交換比率は金1両=銀60匁が標準であったが毎日変動していたのである」(17頁)

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