2017年2月19日日曜日

夫馬進先生のご論考

夫馬進先生の論考に常に多くを教わる。
本日の場合、『朝鮮燕行使と朝鮮通信使』313頁にある、
「朝鮮通信使に対して、初めて化あれらの業績と伝存古典籍のことが伝えられたのは1748年(英祖24,寛延元)のことである。この時の通信使が日本古学派の儒者と交わした議論は、この世紀における両国の学術関係の転換を示唆するものとして重要である」
という指摘である。
ハッと蒙が開けた。惰眠を貪るままに、これまで目を通しておくべき論文の数々に接することもなかった。反省しきりである。

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