釈迦入滅の場面を描き表した涅槃図。箱書きなどから朝鮮半島から将来された涅槃図であると実証されているので、15-16世紀朝鮮半島にあって、最新の仏教情報を盛り込んでいると思われる。
以下、未完
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絹本著色仏涅槃図一幅|HIRADOじかん情報|長崎県 平戸市(ひらどし)ホームページ
よりの転載。
絹本著色仏涅槃図一幅
国指定重要文化財「絹本著色仏涅槃図一幅(けんぽんちゃくしょくほとけねはんずいっぷく)」 Vol.8-2
文禄・慶長の役に遠征した松浦家26代鎮信(法印)が朝鮮から請来し、のちに最教寺に寄進したことが、箱書などで判明しています。涅槃図は釈迦入滅の様子を描いた図で、中央部で頭を北にして西を向き、右脇を下にし床台で金泥身の釈迦が、沙羅双樹の下でまさに涅槃に入る様子、その周りで悲嘆にくれる弟子や動物たち、天空には釈迦を迎えに来た仏や摩耶夫人(釈迦の母)などが細かく描かれています。縦2.5m、横2.4mの大画面で李朝仏画の特徴である平明な色調と軽妙な描線で親しみやすい画面となっています。16世紀中ごろの作品とされています。
名称 | 絹本著色仏涅槃図一幅(けんぽんちゃくしょくほとけねはんずいっぷく) |
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種別 | 国指定重要文化財 |
指定年月日 | 大正5年5月24日 |
所有者 | 最教寺 |
所在地 | 平戸市 |
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