2016年9月15日木曜日

五味智英教授講義録「旅人の女」論

五味智英教授講義録「旅人の女」論
<1970年>



五味智英先生の講義は精緻そのものでした。
万葉集の一句一言をないがしろにすることなく、そして古代の息吹さえご存じであった。さらには古代史に関する博大な知識があった。同僚の井上光貞教授も驚かれたそうである。世のジャーナリズムに乗り出すこともなく、研究専一の人生を全うされた。我々が知る唯一の著作が『古代和歌』であった。

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