あれやこれや一話一言
2018年4月13日金曜日
江戸時代『高麗史』の購入価格
加賀藩主松雲公前田綱紀は愛蔵の書物を多数有ったという。その大半は尊経閣文庫に引き継がれているが、残念ながら『桑華書志』にのみ伝わる本がある。
「高麗史百三十九巻 朝鮮鄭麟趾等奉教撰
右高麗史七十二冊、元禄辛未閏八月下旬感得之」
とあり、その下にメモ書きがある。
「能勢友進媒之、アタイ金壱百両」
とある。松雲公の購入ルートは、対馬藩ー倭館であり、私貿易品の一つであった。
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