2022年4月22日金曜日

「伊集院のつほ屋之記」(朝鮮人子孫の陶工村)

 岩瀬文庫蔵書

目録データ 和
函番号(資料番号)
145-141 
旧書名
薩摩風土記 
数量
単位
冊 
書名
薩摩風土記  
書名ヨミ
サツマフドキ 
書名の備考
書名は扉題による。 
版写
写 
書型
大 
存欠
有欠か 
原装・改装
改装 
丁数
34 
寸法
26.2/18.6 
成立
序跋等なし。書中「南林寺行図」(太鼓躍の行列図)に「文政四巳年」の注記あり。 
成立推定
近世後期写 
刷り書写の態様
上写本。 
内容
薩摩及び琉球の風俗を他国者の視点より描いた地誌。漢字かな交じり。丁寧な彩色絵図多数。別本2冊本『薩摩風土記』(12-イ49)の上冊にほぼ相当する。主な内容、地勢、年中風俗、食と酒、人気、祭礼、鹿児島城下略地図、他国者の取扱、男女風俗、琉球との交易、「琉球の記」(琉球支配の略史、産物、風俗、商習慣、盆祭り、歌謡等)、鹿児島周辺の名所旧跡、薩摩で出会った江戸木挽町宗五郎夫婦娘小松の話(11歳の盲目の少女で三味線と須磨琴の名手)、方言、秀頼の生存伝説、「伊集院のつほ屋之記」(朝鮮人子孫の陶工村)、「沈香之事」(文政3年、大嶋の深山で沈香の大木が発見された件)、「朝鮮大人参」(薩摩で栽培される朝鮮人参)、鹿児島藩主の一門と藩士の名家の一覧、島津家所蔵の宝物、「奇妙なるあんまの事」(鹿児島俊官橋瀬戸口に住む御家人肝付源之進の妻女、按摩の名手で治療実績を列記する)。 
備考
改装朱色表紙、菱卍繋(空押)。裏打本。 
資料所蔵機関の名称
西尾市岩瀬文庫
資料種別
08地理 
資料種別詳細
2日本地誌 
大分類
1和書
和分類1
> 08地理
和分類2
> 2日本地誌3地方誌8西海道附琉球

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